2010年07月06日

マリの旅しめくくり

マリでは観光だけでなく、知人の仕事(調査)にも同行させてもらい、
ブルキナでは見たことがない自然環境や民族の生態にも触れることができました。

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↑なんといってもマリには雄大なニジェール川が流れてます。
橋はなく、舟が人もバイクも車も運んでくれる。

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↑雨季に入ったばかりの頃。午前中通った所が、昼の雨で道なき道に。
ここは雨季が本格的に始まるとニジェール川の一部になってしまう。

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↑移動するプル族。私のいたブルキナのドリにはプル族が多く住んでいるけど
多くは定住している。草のある場所を求めて移動するプル族は初めて見た。
(ブルキナにも「移動するプル」はいるみたいですが)

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↑家財道具全部持って移動する。
荷物が少なくて、無駄なものが少ないシンプルな生き方にちょっと憧れた

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↑漁民ボゾ族の子どもたち。やっぱり黒い!ボゾ族の村を訪れると
子どもも大人(主に女性。作業の手を止めて)もわんさか集まってきて
誰かが太鼓でリズムをとり、わいわい踊り始めた。
漁師気風というのか、明るくてノリのいい人たちだった。


移動も含めて一週間の滞在でしたが、マリを大好きになって帰ってきました。
何よりも、人がよい。
ブルキナの人もそうですが、会う人会う人気さくで、穏やかで、
人情に厚く、利に疎く(だから発展できない?)、
観光地だからといってしつこいガイドや物ねだりな住民や物を押しつけてくる
土産物屋もほとんどなく、とても居心地のいい国でした。

マリがブルキナより優れていると感じた点は、
道路などのインフラの整備状況がよいこと、
観光資源の価値を認めて観光地整備やガイド養成を行っていること、
公共交通(乗合の車など)の状態がブルキナよりマシなこと、
政治がより民主的に機能していること(トゥレ大統領は国民に愛されている印象)、
の4点でしょうか。

今回、首都バマコは遠すぎて行けなかったのですが、
ブルキナの首都ワガドゥグよりはるかに規模が大きいそうです。
また機会があれば訪れたい国の一つになりました。


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↑セバレで泊まったホテルvia viaの入り口にいるオーナー。気のきくいいホテルでした。

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↑最近、マリも治安が悪化しているらしい!?


posted by ともちゃん at 20:14| Comment(2) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

世界遺産ジュンネ

ドゴン族の地に続き、もう一つの世界遺産(文化遺産)ジュンネにも行ってきました。
ジュンネで有名なのは、巨大な泥のモスクと月曜市です。

月曜日に行かないと意味がなく、他の皆さんはもちろんお仕事なので
ジュンネへは一人で行きました。

セバレの町から南南西に100km程度行ったところにあります。
マリの首都バマコへ向かう定期バスで近くまで行き、
そこから乗り合いをつかまえて向かいました。

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↑途中、ニジェール川の支流・バニ川に道を阻まれ、カーフェリーで川を渡った

ガイドブックや紹介サイトに掲載されている写真では、
巨大モスクは本当に巨大で、実際に見たらどれだけ迫力があるだろうと
期待を胸にモスクに向かったんですが、、、実際は思ったほど大きくなく、ちょっとがっかり。

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↑撮影もあんまりうまくいかず・・・。手前が市場で、奥がモスク。

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↑モスク、横から。ただいま改修中らしい。

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↑月曜市はなかなかのにぎわい。

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↑町全体をガイドしてくれたユスフ。最初は一人でまわろうと考えていたが
彼の最初の誠実な対応ぶり(ガイド料も最初の言い値から高くなかった)から
彼にお願いすることにした。結果、モスクや市場だけでない町の素顔が見られてよかった。

ところでジュンネの町の歴史についてガイドのユスフからいろいろ説明を受けたのですが
断片的な情報しか頭に残っていないので、サイトから抜粋。

「ジェンネの現在の町は9世紀末から10世紀初頭にかけてマルカ(サラコレ)の人々により
形成されましたが、そのはるか昔、紀元前250年頃にこの周辺にジェンネ・ジェノという
集落も存在していました。 ティンブクトゥと「双子の姉妹」と呼ばれ、マリ帝国の時代、
13世紀頃から学芸や宗教の中心都市と栄えモスクもこの頃に建てられました。
その後、ソンガイ帝国になりモロッコの侵略を受け、ジェンネは徐々に衰退していき、
バンバラ、トゥクルール帝国の支配を経て、1839年にフランスの植民地となり倒壊します。
現存のモスクは1907年に再建されたものです。
(道祖神サイトより抜粋 http://www.dososhin.com/dictionary/detail.php?id=ML) 」


ジュンネの町は、モスクや市場よりも、町の人とのおしゃべりや
住宅などの建造物の方が印象に残ってます。
世界遺産になっているにも関わらず、素朴でおもしろみのある町でした。

帰りはホテルのあるセバレの町まで乗り合いで戻りました。
途中、砂嵐と大雨に見舞われて髪の毛も服もぐちゃぐちゃになったけど、
車の中のおばちゃんたちと仲良くなって、笑いっぱなしの楽しい時間になりました。

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↑ユスフによると、ジュンネには3タイプの建造物があるそうな。
モロッコ様式とアラブ様式とあともう一つは・・・忘れてもーた!
ちなみにこれは・・・何様式かも忘れました・・・出来の悪い生徒ですんまそん

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↑昼食はガイド・ユスフの家で。娘のナナちゃんと、息子のムサ。
ムサが履いてるのは私のサンダル。
posted by ともちゃん at 19:24| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

世界遺産ドゴン人の地

マリのセバレで、仕事でマリに来ている知人(日本人)と合流し、
世界遺産(複合遺産)になっているバンディアガラの断崖に日帰りで行ってきました。

ここは、独自の文化を持つ「ドゴン族」の人たちが西暦1200年頃から暮らす場所で、
高度500メートルの絶壁の上や下に、いくつものドゴンの村が点在しています。

何日もかけて村々でキャンプをしながらトレッキングすることもできるのですが、
今回は日帰りで、北部で崖上のSanga村を見学した後、
Gogoli村から崖を下りてBanani村までの約3kmの道を歩いて、
最後にIreli村をまわるというコースをいきました。

いまではイスラム教やキリスト教を受容する人も出てきているそうですが、
基本的にドゴンは独自の宗教(アニミズム)を信仰していて、
「オゴン」と呼ばれる、絶対的な存在として敬われる人が人々から孤立した状態で生活し、
神事を行ってきたそうです。
それも現代化のあおりを受けてオゴンの影響力も薄れてきているようですが
(訪れたSanga村にもオゴンが数年前に亡くなって以来、後継者をまだ見つけられないでいる)
いまもドゴンの人々は独自の宗教観の中で生きていてとても興味深かったです。

また機会を見つけて訪れたい場所の一つです!

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↑まるで西アフリカ版グランドキャニオン。崖の上から撮影。
崖の下(手前)に一つ村(Banani村)が見える

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↑ガイドのムサ。ドゴンの村々をまわるためには必ずガイドをつけなければならない。
ムサはまだ若い(26歳)のにドゴンの歴史をよく知っていて、頼りになった。
ただ真剣にしゃべりすぎてこちらの質問の余地を作らせないのが難点で、よく注意した。
この日帰りツアーの後もすごくお世話になって、いまや大親友。
崖下の向こう側に長く連なる砂丘が見える。絶景かな

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↑崖下のIreli村。崖の側面に無数の穴が見えるが、それは古来から大事なもの
(金などの高価なもの)を保管していたそう。
あんな高いところにわざわざ隠さなくても・・・と思うが。いまはほとんど使われていない。

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↑Sanga村の少年。ばっちりポーズを作ってくれた。彼は絵描きとサッカーが得意で、
フランス語も流暢に話した。さりげに頭はサッカーボール模様に刈ってあった。


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↑崖の上や下に住んでいるので、ドゴンの地には岩や石ころがゴロゴロしている。
そのためか、家や門は石を積み上げたものが多く、また農業においても石を多用。
土地が貧しいためか(表土が薄い?)、こんなに細かく石を並べて保水機能を高めている。
丁寧な仕事をするなあと感心。
posted by ともちゃん at 18:36| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

マリまでの道すがら

一カ月のアフリカ滞在中、ほとんど体調を崩さなかったのに
(下痢もしなかった!自分でもびっくり)、
帰国後、どうも不調が続いていました。
それもようやく回復して、本調子に戻ってきました。

今回は、マリの話。

協力隊員時代には行けなかったマリに、一週間行ってきました。

ブルキナ首都ワガドゥグからバスで3時間かけてワイグヤまで行き、
そこで一泊して、翌朝ポンコツ乗合ワゴンで国境を越えてマリのコロへ(約4時間)。
コロで5時間半(!)待って、ようやくセバレ行きの乗合が出発し、
ホテルのあるセバレに着いたのは夜9時すぎでした。
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↑ワイグヤからコロまでのワゴンで向かい合わせに座った男の子・アリドゥ。
私の恋人・ジュールにどこか似てて、愛嬌のある子だったので
彼と遊んでいたら4時間はあっという間!
ちなみに彼を抱えているだ男性は父親ではありません。たまたま乗り合わせた乗客。
口数は少ないけど、すごく優しい表情をして印象がよかった人。
数日後、全然ちがう場所で偶然再会し、お互い覚えていて握手を交わしました。
右側に座っているのはもちろんお母さん。

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↑コロの町は土曜日に市が立つ。市場は大賑わい、そばのモスクもなかなか味がありました。

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↑コロの町でいつまで経っても車が動く気配がないので、諦めてごはんを食べました。
マリの食事は基本的にブルキナのものと同じですが、
この「サガサガ」という料理はブルキナにはなく、そして超美味!
パタット(さつまいも)の葉をたっぷり煮込んだソースをライスにかけたもの。
posted by ともちゃん at 17:36| Comment(4) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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