2011年01月13日

冬休みスペイン編

前回の日記のつづきです。

イギリス南西部のブリストルからロンドンに戻り、そのままスペインの首都マドリッドに飛びました。

ヨーロッパにはeasy jetとryan airという二つの格安飛行会社があり、
信じられない価格でヨーロッパ内を旅することができます。

たとえば、今回のロンドンーマドリッド間は、手数料・税金もろもろ込みで、
なんと往復115ポンド(約15000円)!

新幹線で東京ー名古屋間を往復するより安いわけです。
ちなみに2ヶ月前とか、もっと早くに予約すれば
さらに安い値段で買えます。

そんなわけで、このチャンスを活かさない手はない、と
同級生が帰省しているスペインに、もう一人の同級生と遊びに行くことにしました。
本音を言うと、イギリスのこの天気からつかの間でいいから逃れて
太陽を見たいという思いもありました。

(イギリス南西部を旅行している6日間で、空の一部に青色を確認したのは合計しても1〜2時間?太陽の光は一度も浴びなかったような・・・。ちなみにスペインから帰国してから今日までの4日間で一度もお天とさまを拝んでません・・・。天気予報によると、明日も曇り、あさっては大雨・・・。オラに、ひ、、光をくれ・・・)


マドリッドに着いた翌日に同級生ハビエル(Javier)の実家のあるサラマンカへ。
快適な3列シートバス(でも私の座席だけシートベルトが壊れてた)で眠りこけること2時間半、
目を覚ますと、車窓からなだらかな丘の上に建つ大聖堂が目に飛び込んできました。

サラマンカにはスペイン最古、ヨーロッパで三番目に古い大学、サラマンカ大学(設立1218年)があり、昔から学問の街として名を馳せていました。
「知識を欲する者はサラマンカへ行け」とまで言わしめたそうです。


大聖堂(と塔から見下ろす街の眺望)、サラマンカ大学、マヨール広場、
ローマ時代の橋などなど見所も多いんですが、
これがさらに贅沢にもジモティのガイド付き!

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↑大聖堂の塔の上からの眺め。実際はスペイン滞在中、ほとんど天気が悪くてこの日も直前までは雨が降っていたのに、幸運なことに大聖堂に上ったときは晴れてくれた

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↑サラマンカ大学。案内役のうさごん

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↑マヨール広場。
スペイン人は12月のクリスマスより、1月6日の「REYES」の日(主御公現の祝日)を盛大に祝うらしく、前日の夜はまるでディ●ニーランドのエレクトリカルパレードみたく派手なパレードがあって、飴をばら撒いてました



ハビエルの両親がまた愉快で聡明で温かい人たちで、
3日間、美味しいスペイン料理(パエリヤ、サラマンカ特産ハム、鳥etc)や
お酒をたらふくいただきながら、本当によくしゃべり、よく笑いました。

お父さんが骨董品集めや旅行が趣味でさらに自分で絵も描かれるために
家の中はまるで美術館か博物館のよう。(家の外観も)
お母さんも洋裁が仕事(お父さんと一緒に洋品店を経営)なだけあって
手作りのものが溢れていました。

自分の愛するものや人に囲まれて、自分の好きなことをして生きてる
彼の両親の生き方にすごく憧れました。

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↑ハビエルとご両親。お二人が経営する洋品店にて
お店には女性ものの服の他に、お父さんの描いた絵や集めた骨董品があちこちに陳列されていて、別に売り物ではないけど、たまーに売れるらしい。

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↑ちゃんとした竈で、パエリヤ用の鍋でぐつぐつ。

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↑完成!!

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↑前述のように、1月6日は祝日。王冠を模した「ロスコン・デ・レジェス」というケーキを食べるのが伝統。間のクリームの中に小さなプレゼントが1つ2つ入っていて、それが入ったピースをもらった人にはその一年いいことがあるらしいんですが、残念ながら私のには入っておらず

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↑サラマンカ名物のハム。足一本まるまる燻製になってて、肉屋さんにはそれが何本もぶらさがってます。(一本2〜3万円する)サラマンカのハムをこよなく愛するハビエルパパがうんちくを語ってます


スペインでは、飲み屋をはしごして、その店自慢のタパス(小皿料理)を
食べ歩くのが正しい飲み方。
マドリッドとか大都市ではタパスは別料金の場合が多いらしいんですが、
サラマンカでは、タパスは飲み物代に含まれていて、
名古屋のモーニング・セットのようなお得感があります。

お店によって、何種類も用意しているところ、こだわりの一品のみを出しているところなどいろいろ。サラマンカは豚料理が有名なので、リブを焼いたものや、豚の頬を揚げたものなど、種類も豊富でした。

ハビエルや、1月6日のお祝いのために帰省している彼の幼馴染たちと一緒に、
3、4軒はしごしました。(それぞれの店では1〜2杯ずつしか飲まない)

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↑マルコ(右)とギジェルモン。ギジェルモンとはその翌晩と、マドリッドでも飲みました。本当にいいヤツで、物知りだし気も利くし大手コンサルに勤務してるだけあって頭の回転も速くて、おっとりタイプのハビエルとは正反対。でも小学校時代からの大親友なのだそうです
マルコが食べているタパスは、エビの串刺し。

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↑とある飲み屋の店主。いい顔してました。
タパスも美味しくて、サラマンカに住んでたら通ってたなあ。


サラマンカには3日間滞在して、その後マドリッドで2泊。
美術館巡りと街歩きを楽しみました。
ピカソ、ダリ、シャガール、ベラスケスなどの、美術の教科書で見るような超有名な画家の作品が普通に展示されていて、ただただ圧倒されました。
実質的にマドリッド観光は1日半しかなかったので、膨大な量の美術作品を見てまわるには時間が全然足りませんでした。
いつかまたリベンジします。


そんなわけで、サラマンカ編で気合入れすぎて力尽きて、マドリッド編がたったの数行でおしまいになってしまいましたがお許しを。

このように冬休みを存分に楽しんで気分転換ができたので、来週から始まる新学期も元気に乗り切れそうです。
といいつつ、今週一週間、GISの冬季講習を受けていて、朝9時から夕方5時までのみっちり講習にすでに息切れしてるんですが・・・。(ガンバ!)


そうそう、最後に。
ハビエルを私の彼氏と勘違い(期待)したそこの貴方!

残念ながら全然そんな関係ではないので悪しからず〜

posted by ともちゃん at 08:31| Comment(11) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月11日

植樹の努力は報われたのか?

またブルキナファソの話に戻ります。

協力隊として活動しているときに、小学校の校庭に約40本の苗木を植えました。
昨年帰国するときには既に折られたり動物に食べられたり枯れたりして
その半数近くがダメになっていたのですが、
(そこんこと詳しく知りたい方は →昔のブログ
さて、その一年後の生存率はいかに!?
・・・ということで、その小学校を再訪しました。

結果は、さらに6本が同様の理由でダメになっていましたが、
15本は着実に育っていました。ホッとしました。

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↑子どもたちの背丈の2倍に生長したニームの木。
水場が近いから水やりがしやすいこととがここまで生長した要因?

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↑アグネス・チャンさん訪問のときに植えられたフランボワイヤンの木

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↑校舎の前に植えたテベシアの木。右手のは問題なく育っているが、
左手の5本は動物に荒らされたらしく、全滅した


ところで校舎の裏側には、私がいたときにはなかった、大量の苗木が植えられていました。
先生によると、あるプロジェクトが全面的に資金を出して、
今年3月に200本のニームの苗木を植えたとのことでした。
何故、乾季の一番暑い時期に植えたのか理解できませんが、
校長のマークを中心として子どもたちが水やりを続けた結果
その何割かは枯れずに残っていました。

ただ、土壌が合わないのか、植えた時期が悪かったのか、
雨季が始まろうというときになってそれまで順調に生育していた
苗木が枯れ出して困っていました。

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↑遠くから見るとちゃんと育っているように見える苗木も、葉が茶色く枯れ出していた


育樹は一筋縄にいきませんが、ちゃんと条件さえ揃えば
高い確率で定着するという、実に当たり前なことを改めて確認しました。
ただ、その「条件」というのが、事前に分かる部分もあれば
やってみないと分からない部分もあるので、
そこが難しいところだなーと経験してみて感じました。

今回、一年後に再訪してみて、単純に○本の木が活着している、
という「目に見える成果」以外に、
先生や生徒たちの意識の変化(=目に見えない成果)を感じる場面がいくつかありました。
もちろんそれが私の功績だなんて大それたことは言いませんが、
少しでも貢献していたなら、この上ない喜びです。


また植樹とは関係ないですが、ドリの町を歩いていると、
一緒に活動したその小学校の子どもたちから、
「トモコー!帰ってきたの!?」とよく声をかけられました。

みんなちゃんと名前と顔を覚えててくれたんだ〜
(ブルキナべからするとアジア系の人は皆同じ顔に見えるみたいだから)
と、やっぱり嬉しくなりますね^^

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↑当時5年生、いまは6年生の男の子たちと町の中でばったり。
よく苗畑で一緒に作業した子たちだから思い入れが強くて、思わず一人ひとりにハグ。
写真を撮るというとポーズをとってくれた。かわいいなあ


ちなみに左から2番目の彼のズボンのポケットには・・・

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セーラームーンの月野うさぎの刺繍が!!!・・・ちょっと衝撃的でした

posted by ともちゃん at 19:25| Comment(6) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月06日

マリの旅しめくくり

マリでは観光だけでなく、知人の仕事(調査)にも同行させてもらい、
ブルキナでは見たことがない自然環境や民族の生態にも触れることができました。

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↑なんといってもマリには雄大なニジェール川が流れてます。
橋はなく、舟が人もバイクも車も運んでくれる。

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↑雨季に入ったばかりの頃。午前中通った所が、昼の雨で道なき道に。
ここは雨季が本格的に始まるとニジェール川の一部になってしまう。

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↑移動するプル族。私のいたブルキナのドリにはプル族が多く住んでいるけど
多くは定住している。草のある場所を求めて移動するプル族は初めて見た。
(ブルキナにも「移動するプル」はいるみたいですが)

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↑家財道具全部持って移動する。
荷物が少なくて、無駄なものが少ないシンプルな生き方にちょっと憧れた

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↑漁民ボゾ族の子どもたち。やっぱり黒い!ボゾ族の村を訪れると
子どもも大人(主に女性。作業の手を止めて)もわんさか集まってきて
誰かが太鼓でリズムをとり、わいわい踊り始めた。
漁師気風というのか、明るくてノリのいい人たちだった。


移動も含めて一週間の滞在でしたが、マリを大好きになって帰ってきました。
何よりも、人がよい。
ブルキナの人もそうですが、会う人会う人気さくで、穏やかで、
人情に厚く、利に疎く(だから発展できない?)、
観光地だからといってしつこいガイドや物ねだりな住民や物を押しつけてくる
土産物屋もほとんどなく、とても居心地のいい国でした。

マリがブルキナより優れていると感じた点は、
道路などのインフラの整備状況がよいこと、
観光資源の価値を認めて観光地整備やガイド養成を行っていること、
公共交通(乗合の車など)の状態がブルキナよりマシなこと、
政治がより民主的に機能していること(トゥレ大統領は国民に愛されている印象)、
の4点でしょうか。

今回、首都バマコは遠すぎて行けなかったのですが、
ブルキナの首都ワガドゥグよりはるかに規模が大きいそうです。
また機会があれば訪れたい国の一つになりました。


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↑セバレで泊まったホテルvia viaの入り口にいるオーナー。気のきくいいホテルでした。

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↑最近、マリも治安が悪化しているらしい!?


posted by ともちゃん at 20:14| Comment(2) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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